床下エアコン、って、下に入れればいいですか?って、
久々に質問されました。。。
流行りだからね。。。
床下エアコンできます。って、
確かに、響きが良いです。
でも、難しいです。。。
建物の断熱性のも上げるなら、
床下エアコンも付けよう!って、
事なんだと思いますが、、、
構造計算をして、
基礎配筋を決めている方は、
意外と、基礎の立ち上がりを切れないことに、
イライラします。。。
一方、何も気にしないで、早見表で、
基礎の計画をしている方は、、、、、、、、
なんで、まずここで、つまづきます。
床下空間の空気が回らないぞ!って、
でも、、、
基礎パッキンを採用しているから大丈夫ですよね!って、
人通口もあるし、、、
感じで、追い打ちをかけられて、、、
そんな簡単なら、苦労しないですって、、、
って、、、話で、時間切れになったんですけどね。
まず、基礎パッキンだけでは、不足します。
床下の換気という意味では良いと思います。
で、人通口で、、、だけでは、足らなくて、
出来れば、特許の工法があるんで、そちらが良いんですけど、
まず、採用にハードルがあるんで、
何とか普通の基礎で、エイコら計算していきます。
この時、耐力壁も影響するんで、本当、面倒なんです。。。
で、できる限り、基礎の立ち上がりを少なくして、
耐震等級も確保して構造計算をして、
それでもどうしようもない時、
通気用のスリーブを通したり、、、
カウンターファンを追加したりして、対応していきます。
カウンターファンも、ダクト配管を最小でクリアできれば
良いんですけど、、、難しいんです。
・・・設置準備で、配線をしておくこともあります。
大きい家や、平屋でも同じですが、1F面積が25坪以上になると
要チェックになります。。。感覚ですみませんが、プランにもよります。
そんで、構造との兼ね合いで、通気のための空間が取れるか???
で、さらに、床下空間の高さも影響してきます。
基礎の高さが、GL+40㎝が一般的ですが、
僕のところは、+5cmの45cmとしていますし、
更に、10cm程度、55cm~60㎝まであげたが良いか?
もしくは、1Fの床位置を土台上に置かないで、
根太を敷いて、9㎝から12㎝あげてしまうこともあります。
・・・基礎で気密・断熱とるならですが、、、
天井高さや、高度斜線とかもあるんで、むやみにあげれないですよね。。。
そんな検討もしての、床下エアコンですが、
こだわっていけば、いろいろと提案させていただきます。
が、
簡単に、床下にエアコン入れればいいんですよね???
という問いかけには、
ちょっと、どういう感じの施工、設計を少しみせて
ください。としか言いようが無いんですよね。。。
まぁ、流行りつつある、床下エアコンですが、
すこしずつ、取り組まれた方が良いですよねって、
お話でした。
んでは、バイチャ!
1級建築士の花坂でした。