2022.12.05
家づくり
マニアックな話

パッシブハウスと断熱等級7(ヒート20G3)の違い

代表|花坂雅之


って、いうても、どれくらいの差なの?って、


住んでる人にしかわからない!

設計した人にしかわからない!

って、ことあります。


実際、パッシブ認定受けるには、

断熱等級7やG3グレードの断熱性能は

越していかないと厳しい。

 なんとなく、実際建てる地域より一つ厳しい

 断熱性能を目指した方が良いですね。。。


いろいろと認定条件をクリアするには

ハードルが高い

というお話は、何度かさせていただいてます。


で、実際、国産材を使って、4地域でパッシブ認定を

とるのは、ほぼ、無理だな~とおもって、

僕は、ハードルを越えるの辞めました。。。


・・・これ、自宅の設計ね。。。


でも、G3やQ1程度の性能は、無理なく実現できるので、


パッシブデザインを取り入れて、

断熱性能値は、G3で建てて住んでいます。


令和4年に制定された、断熱等級7(G3)というやつです。


今年で、5度目の冬?になるのかな。。。


実際の住み心地なんだけど、、、


パッシブハウスのような室内環境にすることは、

可能だと思っています。


ただ、パッシブか?という条件は抜きにして、、、

・・・認定基準もあるんで、調べてみてください。


そう、電気代を気にしないなら、

パッシブハウスみたいな室内環境を作るには、

最低、G1できればG2(断熱等級6)以上だと

実現可能という感じです。。。


あと、住環境によっては、パッシブデザインを

盛り込むことができない場合もあって、

例えば、

太陽光を取り入れて、室温を上げる!って、

ことと、

隣地や道路からの視線を嫌う!って、場合、


外構計画で対応できないときは、

やはり、low-eガラスの反射で対応することも

あるので、、、


太陽光を取り入れることと、

住環境を優先することをバーターしないと

いけないこともあるんで、、、

ぼくは、取り込みを提案しますが、

実際に住む方のイメージを優先させています。


だって、気楽に住めるのが良いですよね。。。


室内の天井高さも、、、

ハウスメーカーさんは、2.7mとか

某大手ビルダーさんは、2.5mとか、、、


でも、パッシブ系の方は、2.2mが多くて、、、


これまでの、住環境と生活スタイルを

考慮して、納得できるラインを求めていくのが、

設計でして、、、



で、実際、住んでみてどうなの?っていうと、


パッシブハウスは、別格!

・・・ランニングコスト的に、、、


G3Q1の断熱等級7は、普通に実現可能!

だけど、コストバランスは、崩れる。。。

パッシブハウスみたいなデザインを取り入れて、

住環境を整えることは可能!


断熱等級6は、コストバランスのギリギリの線!

で、生活スタイルを大きく変えなくてもできる

ことを優先するなら、ここまでかな?

って、感じです。。。



燃料調整費の上限がなくなったいま、

エネルギーと住環境をようく考えないと、

バランス崩れていくので、

Tシャツトランクスは、一旦、封印して、

令和4年の冬は過ごしていきたいと思っています。


電気代これまで通りだったら、

全然気にしないんですけどね。。。




ということで、


条件整えることのできる方は、

パッシブハウスもありだと思います。


そして、断熱等級7も、、、


高バランス求めるなら、断熱等級6で、、、


あっ!これ、

宮城県の4地域での話です。


宮城でも、仙台や多賀城の5地域の方は、

楽勝で断熱等級6クリアできるんで、

話は別なんですけど、、、


昔から、ひとつ北の断熱性能は手に入れましょうね。。。

出来れば、UA値は0.56,できれば、0.46をクリアしましょうね。。。

と言ってた、UA値0.46ラインなんで、楽勝なんで、

HM,HBさんを考えてる方は、

断熱等級6(G2グレードを)と指定してください。


楽勝で、住環境が変わります!



ということで、



行ったり来たりしましたが、



では、


バイチャ!