2022.11.30
お金の話
家づくり
マニアックな話

太陽光発電のパネル設置容量はどうすれば良いの?

代表|花坂雅之



PV何キロ乗せればいいの?って、


お客様から言われて、


2つの側面からぼくは、こんな感じで、考えてますよって、

お話を少し残しておこうかと、、、


① 自費で設置する場合!

 ZEHにするなら、6kw以上は必要になる感じですね。。。

 できれば、LDKとか、リビング階段は極力やめて、

 空間をある程度コンパクトにすることが大事になります。

 できれば、EVに充電するなら、最低プラス1kwは、追加する

 前提で検討してください。。。


 

 あと、もう一つ、パワコンの過積載を検討してみてください。

 メーカーによっては、1.5倍とか1.7倍とか許容している

 こともあるので、

  例えば、4.4Kw*1.5倍=6.6KWまで、1台でOK!

     別に、5.5kwの高いパワコンにしなくても大丈夫!

 昔なら、6.6kwなら、4.4kw2台になりますね。。。

 なんて、セールストークがありました。。。正直無駄でした。


パネルは、10年使っても10%弱の効率の低下と言われているので、

メーカーによっては、3%なんていうところもあります。


どのあたりをベースにするか?だと、

4.4kw*1.5倍=6.6kw

5.5kw*1.5倍=8.25kwをターゲットにした屋根にする。


という感じをお勧めしています。


将来、パネルよりもパワコンの方が先に交換することに

なると思うので、パワコンベースに考えましょう!


という感じです。







② 屋根貸しの場合(本体代無償の場合)


 最近取り組み始めた、建てとく電気ってのを

いかに効率よく活用するか?

何ですけどね。。。


ほかの屋根貸し制度わからないので、建てとく電気

ベースで考えます。


屋根貸しにも補助金とかありそうですよ。。。と、

言われたので、今度探そうと思っています。


さて、その建てとく電気ですが、

R4年10月以降は、たしか?9kw以上のPVが

工事費無償化のベースラインになったはずです。
・・・容量間違ってたらすみません


で、ぼくは、こんな感じに考えています。

・どうせだから、沢山載せて、

 売電収入少なくなって、引き渡しになった後の

 ことを考えよう!と、、、


これに、先に説明した内容を踏まえて、


全量買い取りの場合のパワコンの容量は、

9.9kwなんで、10年後にこれに合うくらいの

パネル載せちゃえば、新規一転、

自分の元に帰ってきたときに

効率低下を踏まえたうえで、

9.9kw発電するように考えてしまおう!


でね、春秋と冬季では、約70%位発電量が

違うようです。。。

 いろんなデータ見てみると、大体こんな感じ


で、10年後経年劣化で90%になっちゃっても、

発電効率悪い冬でも9.9kw確保するぞ!


って、なると、


9.9kw/0.7(季節変動(冬))/0.9(効率低下)

=15.7kw位載せちゃいえば、良いんじゃないの?

って、、、

・・・過積載率は、変動するので要確認です。。。



実際には、こんなに乗せるのは、結構な屋根面積が

必要なので、どうかな?という感じですが、

可能な限り乗せた方がいいのではないでしょうか?


少し良い点は、めいっぱい乗せると、

屋根本体の大半が、パネルの下に入るので、
劣化スピードが少し遅くなる。。。

屋根とパネルの間に隙間があるので、

夏の遮熱の助けになる。

雨音の軽減になる。。。



ただ、少し気になる点は、

全体塗装をすると思いますが、

パネル自体を外して、塗装工事をする方は

その時の工事で、パネル自体を傷つけないという保証

はないので、あまり、経過年数がたったものを

取り外し取り付けはどうかな?って、

思ってたりします。

廃棄問題もありますからね。。。



ということで、

自費なら、パワコンに合わせて、めいっぱい効率よく!

もしくは、○○〇万円分!


屋根貸し系なら、

費用負担が発生しない搭載量になるように、

そして、できる限りめいっぱい!



ということになると思います。


というか、そんなお話をしています。



でも、最終的に決めるのは、

オーナーさんなので、



ご要望に沿った内容で、

屋根の形状、PV搭載量を提案していきます。



って、ことで、


PVいくら乗せればいいの?


って、お話でした。



んでは、

バイチャ!




EVやバッテリーを考えてる方も結構いらっしゃいます。

ご要望をうかがって、ベストな提案をできるように

日々勉強ですね。。。