2022.08.30
日常
家づくり
マニアックな話

ウッドショックではない、危機的状況とは、、!?

代表|花坂雅之


ウッドショックではない、危機的状況とは、、!?


てね、、、


僕が、2010年に、職人を育てるラストの年として

3名の職方希望の高卒で採用しました。

設計の担当さんでも1名入ってきてましたね。。。


・・・親父の会社に在籍してた時、、、


ひとりは、そう、いま、独立して、

僕のところの住宅を建ててくれてる。

大工さん、いやいや、棟梁さん、、、


その他は、土木屋さんに鞍替えしたり、

あと少しのところであきらめて、

別の職人の道に進んだりしたり、、、


2011年には、そう、震災もあり、

仕事も豊富にあったので、

もう少し、職人さんを輩出できると

思ったんだけど、、、


参入障壁の少ない(大工以外ね)職種は、

独立したり、引っこ抜かれたり、

もちろん、辞めちゃうこの方が多いのかなぁ?


関連の職種で、頑張ってる子たちの方が多いと思いますが、

さすがに、大工で独立は、

なかなか難しいのかもしれませんね。。。


という話は、良いんですけど、、、

さて、職人さんの平均年齢、そして、

構成のピークを見てください。



ね!


ピーク60代以上でしょ。。。


そう、ここが居なくなったら、

職人さんの実働人員は、約半分になる!


そう、これが、2010年が職人育成の

ラストチャンスとした原因ですね。。。



で、現状、職方の賃金が抑制されているのは、

この、高齢者ゾーンが頑張っているから、、、


ここが、居なくなったら、需給バランスから、

ようやく、職方の給与水準もホワイトカラーなみ?

になってくるんではないかな?


そう、施工費が上昇に転換するわけです。。。


まぁ、現場環境は、高齢者でも仕事できる環境に

なってきているし、

女性が就労する環境整備が動いているし、

工業化も進んでいるし、、、


少しは、職人が少なくなっても、

新築は対応できそうな感じになってきてるけど、

職方の需給バランスが崩れるので、

職人不足ショックとなって、出現するのは、

すぐそこまで来ています。。。



バブルの財産を消化する形で、

栄えてきた建設業界ですが、

3Kと言われた職場脱却のため、

様々な安全策がとられ、労働時間の制限も

厳しくなって、働きやすくなったけど、

無茶できなくなるんで、

今までだったら、1日の工程が、

3日の工程になっちゃうこともある。。。

そう、ここでの管理費含めてコスト増もあるし

なかなか難しくなるんで、


早めに、リサーチして住まいづくりは

進めた方がいいですよ!って、

お話でした。。。




ちなみに、リフォームの方は、

しっかりしてないところが多いので、、、


アスベスト混入建材(混入率が厳密に運用開始)があるんで、

その処分方法、施工方法がわからい業者が、

知識を得る前であれば、コストは抑えれるかもしれませんね。

・・・皮肉なんだけど、、、わかるかな?




ということで、

職人ショックが来ますよ!って、



んでは、バイチャ!





僕のところは、

別の取り組み始めてるので、

ご安心ください。。。