2022.07.11
家づくり
マニアックな話

施主支給の対応について考えてみると!?

代表|花坂雅之

ということで、

新築工事などでの、施主支給について、、、


皆さんどう思ってますか?


支給する分安くなるんでしょ!?って、


思ってる方、そうでもないんですよ!って、


お話しないといけないなぁと、、、



僕ら、住宅設備だったりすると、

基本パッケージで購入すること多くて、


これを買ったら、これも付くルールで、

値段交渉してたりします。

・・・お互いに、間違いが少なくなるように、、、


で、これと、あれを、外して、これを付けてと

やってると、仕入れ際に取り決めたルールと違うと、

カタログ単品単価を参考にしていただいても、

実質値上がりのこともあります。

どうにかして、安く提供できるように、
抱き合わせで調整してるんですが、


その努力が、、、無に、、、


ということで、


メリット出ないこともあります。。。


対応しないわけじゃないんです。。。

あと、よくあるのが、


気に入ったの見つかったんで、これ付けてください!

というのが、僕ら怖いところです。


だって、予定して物より、大きかったり、重かったり、

すると、標準位置からずれますし、、、



気に入ったものを取り付ける=自分サイズに合わせて取付て!

って、ことになるんで、、、


なるべく合わせていきますが、

どうしたらいいか?


といいますと、

①早めの段階で、支給品を予定箇所を教えていただく

②現地で、サイズ感を同行して再確認(できれば現物ありで)

③取付可否の説明

④追加部品の調整

⑤少しの妥協


というのをお願いすることになります。


思ったより大きいとか、高さ違うとか、

現地現物で確認いただくことになるんで、

その手間代とご希望に添えるように

壁の中や見えないところの補強、

追加部品の手配となる場合があったりします。



以前も、カウンターの高さに合わせたら、

お客様持ち込みの材料の長さが足りなくて、

結果、別途手配になったりしてますし、、、


このちょこちょこした部分を乗り切らないと

施主支給は、決して安くなったりしない部分です。



ただ、注文住宅ですからね。。。

使いたいもの使いたいじゃないですか!?

そうなると、僕らみたいな設計側がコーディネートというか

現場との調整をして、希望になるべく添えるように、

頑張ることになります。。。


で、僕のところは、お施主さんが現場見に来る回数が多いんです。。。


ただ、毎週呼ばれたりすると、ぼく、息切れするんで、

出来れば、机上でできる調整、現地で調整する場所を

あらかじめ決めて進めていければと思います。


ちなみに、注文住宅系は、ずっとこの対応をしておりますが、



企画住宅系は、現地確認は、建物位置程度で

工事は図面の内容のまま進んでいきますので、

ご了承ください。



ということで、施主支給は、決してコスト見合いではなく、

自分たちの空間づくりを楽しむ方に主軸がある

思っていただければと思います。




だって、僕ら雑貨照明とか雑貨とではなく、

ある程度耐久性を持ったもの提案していくんで、

どうしても、その場限りの商品などというのは、

使いづらいんです。。。


万が一の時に保証できないとまずいんで、、、


なので、施主支給の場合は、そのあたりのリスクも

あることをご了承いただければと思います。


地震で倒れて、破損なんて、よくありますから、、、




ということで、



んでは、

バイチャ!