2022.06.30
マニアックな話

電気自動車とパワコンを考えてみた!

代表|花坂雅之

電気自動車 EVについて、


少し、自分の頭をアップデートしてました。


というのは、お客様からのご要望があったからで、、、



でね、僕のところは、いやじゃなければ、

建てとく電気を全棟お勧めしてるんですけど、

※建てとく電気は、株式会社 LIXIL TEPCO スマートパートナーズ

さんが提供しています。。。


なぜ?採用しているのか?

屋根貸しという分類に入るんで、

乗せれる限りめいっぱい乗せます。

・・・自費だと断念することもありますよね。。。


で、10年後、EVが一般したころに、PVは、自分

のものになるので、EVへの給電やV2Hの導入

時に、PVの余裕が生まれる。


また、PVがついてることで、エアコン連続運転

とか、生活環境を変えるベース電源ができるので

初期投資は、抑えたいウッドショックの今だから

より、お勧めしている感じです。

・・・ちなみに、僕のところ今年から採用です。


詳しくは、


ZEHをお得に「建て得」|株式会社LIXILTEPCOスマートパートナーズ (lixiltepco-sp.co.jp)

まで、、、



で、V2Hしたいという話になると、

車から建物への給電は、NGになるんで、

”建てとく電気”使えなくなってします。



そうなると、”建てとく電池”で、検討

してみては?となりまして、


蓄電池が欲しいだけなら、良いんですけど、



あくまで、車から、家へ供給する目的だと、

これも、使えなくなります。




では、どんなPV構成がいいか?

と考えてみると、、、


パワコンは、5.5kw/台くらいが一般的で、

これに、4.4kw/台をくっつけて、

9.9kwで、余剰売電に持っていくことが

基本になってきます。


自宅を設計した5年前には、住宅用に、過積載

※過積載とは、パワコン容量より多くパネルを

 載せること言ったりします。


をすることは一般的ではなかったんですけど、

(自宅でたしか3割アップの過積載)

最近は、5割を超えて、約倍のパネルを載せる

提案も増えてきました。。。


で、パワコンをより効率的に朝から働いてもらおうとすると

5.5kw*1.5倍=8.25kw程度

4.0kw*1.5倍=6.00kw程度のパネルを載せる

感じが多いです。


で、これが、PVの基本の乗せ方となるわけですが、、、


発電したものを車に給電するということを考えると、


200Vの普通充電だと、3kwくらいで充電するんで、

PVの発電量で、問題なくいけそう!


V2Hとかの急速充電器だと、6kwは必要なんで、

PVからの出力だけでは、不足する。。。

5.5kw<6.0kwですよね。。。


そうなると、4.0kwのパワコン2台か!?

って、なると、

4.0kw*1.5倍*2=12.0kw程度のパネルが欲しくなる!

・・・40枚くらいのパネルになるし、

   そんな大きな屋根!ってなるでしょ、、、

じゃぁ、4.0kw*1.0倍*2=8kwだと、27枚くらいで、、、

・・・そもそも、5.5kwのパワコンの守備範囲だから、

   パワコン増えるとコストも増えるし、、、

   それを電気代だけでカバーは出来ないです。。。



えぇー!


って、そんな話なるわけです。


そっ!

ZEHだから太陽光は、5kwくらいで、

V2Hも十分使えますって、説明は、NGなんです。

???そう、昼発電したものを車に貯めるぞ!

って、言うけど、V2Hのシステムで急速充電

させちゃったら、PVの発電出力を超えた分を

高い昼の電気を購入しないといけなくなるんで、


ようく検討した方が良いですよ!


って、お話でした。




V2Hのシステムも、いま、補助金あるから、

導入タイミングとしていいのかもしれませんが、


ウッドショックでなければ、自費で、PV設置して、

V2Hを補助金で導入しても良いかな?っては、思います。


ちょっと、長くなったんで、もう少し、掘り下げますね。。。






んでは、バイチャ!