2021.08.25
家づくり
マニアックな話

床下エアコンのために、基礎断熱?ってお話です。

代表|花坂雅之

床下エアコンのために、基礎断熱?ってお話ですで、、、


って、住んでからの写真なんで、、、

子どもたちのDVDコレクションはぐちゃっとしております。。。


で、この床下エアコンのために、基礎断熱!って、わけでは無く、、、


こんな試行錯誤の中で、採用することにしていったんです、、、



断熱性能上げるには、

① 最終的に、基礎断熱の方が、有利に働く!

② そして、気密性能も床下断熱よりも楽に、

  コントロールすることができる!


ネガティブな側面として、

① 床下まで、換気しないとカビの問題が出てくる

② 24時間換気の設定ミスって、結露の問題が出てくる。。。

  まぁ、不慣れな方でなければ大丈夫なはず。。。

③ これら湿気の問題を解消するために、土間コンにシーズヒータ―

  入れ込んだり、ヒーターパネル設置したりしていた。。。

④ ③での対応は、オール電化で、蓄熱暖房の割引があったときは良かった

⑤ ③の方法は、万が一の断線リスクを回避するために、2重の回路などにした

  ・・・コスト嵩み要因ですし、ランニングコストも現在は、NGですよね。。。


と、これらを解消するために、

僕らがが、どうした良いかな?と悩んでいた時に、

床下空間に、FF式ファンヒーター設置した方を見ながら、、、


寒冷地用の高温タイプのエアコンが出てきて、、、


これの燃費の良い(い)タイプエアコンがどんどん出てきて、、、


床下にエアコンを設置する事例を見せていただき、、、


先輩達には、失敗するよ!って脅され、、、

・・・実際、他社設計の物件を施工した時には、短結しましたし、、、


お客様にも、エアコンで、あったまんないでしょ!って、

高性能エアコンよりもコスト重視エアコンからの脱却が大変で、、、


そんななか、もう、自宅で証明するしか、説明するしかないっ!て、

事で、自宅での床下エアコンの設置状況がこれで、、、



多分、設置状況としてはこれが良いけど、、、


ちょっと清掃が大変なことが、わかり、、、


UA値0.5切ってきて、0.46を超えていくのであれば、

採用しても良いかな?というラインに入るけど、、、


急な温度変化には対応できないのは、シーズヒータとかと同じで、

これを解消するために、床水平で吹出せるように、設置高さを

変えてみたりして、現状に至ったという感じです。。。



とまあ、いろんなトライ&エラーを繰り返しながら、


耐震等級も確保しつつ、

効率良く空気が循環できるように、基礎の配置もセッセコ

変えながら、1件1件対応して、床下エアコンは、

実現されていきます。。。


難しいですよね。。。


決まったルールにはめることができないのが、

床下エアコンの採用!という事なので、



日々是精進は、変わらないです。。。


実際に、プランの関係で、基礎の通気が上手く取れなくて、

あきらめてください!って、お話も実際にあったりします。


ここは、プランと断熱方法・耐震性どちらを優先するか?

ってところに関わってくるので、毎回設計検討させて

もらっているところです。。。はい、、、




という事で、床下エアコン!って、ギミックを使いたい!

ではなく、断熱性能、そして建物の耐久性を上げること、

そして、それを解決する方法として、床下エアコンでの全館暖房実現!


って、流れがあったからこその、床下エアコンでした。


室温の変動少なければ、体に負担の少ないより快適で健康的な生活

実現できていきます。


国もようやく建物の断熱性能強化に向かっていきます。


そんな、指標よりも一歩進んだ取り組みとして、

結果として床下エアコンの採用を検討されも良いのでしょう無いでしょうか?


生活スタイルによっては、向かない場合もありますので、

その際は、向いてないですよ!って、お話しますんで、、、





んでは、マニアックな問い合わせからの

マニアックな回答でした。。。


これで、良いですかね?



んでは、バイチャ!