2021.07.28
お金の話
家づくり
マニアックな話

プレゼン断念も、丁寧にご説明申し上げます。

代表|花坂雅之

高性能な住まいを提供しておりまして、

単に安いだけの住宅屋さんと比較された際の

プレゼン断念も、丁寧にご説明申し上げます。


”なぜ!”


って、お話です。


僕のところは、性能が良いわりに、

良心的な価格で住まいづくりをしております。

   と、言われております。。。

・・・今のところ一人で、動いているので、

   経費も低く抑えられているからです。


で、最近、立て続けにあった出来事を

紹介したいと思います。


僕のところのローコスト化は、

①プランから選んでもらう

 ・・・新規設計時間の短縮によるコスト縮減

②基本見積もりを一度ご提案してから、オフシーズン対応でのお値引き

 ・・・大手さんと違うので、協力もらうための時間が必要なんです。

③アウトレットも活用(担当さんの発注ミスとかの在庫品)での提案

 ・・・より良いものを提供したいので、

    設計で調整して使えるなら、気に入ってもらえるなら、チャンスです。


等々行って、ご納得いただける形で、ローコスト化を進めるのが

特徴になっています。


***定価設定が、ウッドショックで資材価格が安定しないので、

   2021.7.25日現在は、こんな対応になっております。


ですが、プラン集から選んでも、各部微調整をこえていくことが

おおくて、結果、自由設計扱いになることが多いです。


また、持ち込みプランで、見積もりもするんですが、

設計者として、これは、NGだな!ってプランの場合は、

NGポイントを指摘して、対応できないこともお伝えしております。

・・・だって、建築基準法違反なのに、見積もりできないですよね。  

   違反プランを認めたことになっちゃいますから、、、


なので、自由設計扱いになった場合のお話という事で、、、


総額予算要望があったときのお話です。。。


お客様の要望の総予算〇〇〇〇万円という目標に

向かって、色々と詰めていけるか?

という作業して確認していきます。。。最終額確定に時間が少々必要です。


先ず、どこのビルダーさんメーカーさんに行っても必要な経費

をリストアップしていきます。


①銀行さんの諸費用・火災保険などを確保

②土地資金の確保(登記費用含めて)

③ロケーションにより、地盤改良工事の発生確率の

 予想・工事予算の把握

④要望される設備(PV・蓄電池)の予算確保提案・代替え提案

⑤どこまで、建物性能を落とせるか?

 ・・・僕のところは、ダウングレードも対応して縮減するんですが、

    一般的な会社さんの性能まで落としても、メリットがそんなに出ません。

    逆に、仕入れを考えると落とせないこともあります。

***悪くしたって、断熱性能を手抜きでチェックしても宮城の

   ZEH基準以上になっちゃいます。


耐震性も耐震等級3相当!っていう、ビルダーさんメーカーさん多いですが、

そんなのは、当たり前で、宮城県で住宅提供するなら、手抜きできない部分です。

***基本耐震等級3の証明を前提として設計費計上しますが、

   3相当なら、楽勝なんです。。。

   ここで、第3者の証明が必要なければ、証明費用が安くなります。


建物自体はオール電化にもしてますし、ペアガラスの樹脂サッシも使っていて、

提案は、”みやすま健康住宅ラベリング制度”のMG1グレード(北海道基準の断熱性能)

仙台・多賀城エリアのUA値0.48程度の性能を超えるように、ご提案しております。

・・・ここの性能抑えていく感じになります。。。


なので、設定された金額から、必要な費用を除いた額が、

建物にかけれる費用になってきます。



で、すこし具体的な例で説明すると、、、

総額2500万円で!と言われたら、、、

それに、ZEHになるくらいのPV載せたいです。

というご要望で、、、


①銀行系その他で、120万程度・・・以下少し余力見てます。

②土地資金で、700万+45万程度

③地盤改良工事費88万円程度

④PVなど費用で132万程度・・・後乗せや屋根貸し検討も

⑤基本スペック通りで!

 その他、外構工事がマストだったりすると

 165万位か?敷地によりますので、現地見に行きますね!

そうなると、総計で、、、

1250万円が建物本体工事以外の費用になって、

残りが、1250万円が、建物費用になると、、、


と、ここで、消費税を抜くと、約1100万円

が、建物費用になります。。。


これで、4LDKで、34坪とかの希望だと、、、

・・・早い段階で、僕のところじゃない方が良いかな?


って感じの結論になったりします。


宮城の性能に合わせて、色々と取り組んできた

結果の性能なので、せっかくの注文住宅なのに、

お勧めできない感じに

なってしまうのが残念なところでしょうか。。。



ということで、

建築費用を〇〇〇〇万円と指定するのも大事ですが、

僕らは、その費用を目標に設計などの検討をするので、

できれば、一度なぜその金額にしたのか?

というお話を直接した方が良いですよ!って、


お話でした。。。


何故? 補助金利用するにしても、

一旦、お客様に全額お支払いいただいてからの

手続きになるものがあったり、少し、費用伸びるけど

リターンがあったりするものを利用したり、

色んな事を検討してご提案することになるので、、、




お気に入り リストに加えていただけましたら、

相談対応しますので、ご用命ください。。。





んでは、バイチャ!