2021.03.09
日常
家づくり

工務店の災害連携協定のフィクサーしてました!?

代表|花坂雅之

と、いう事で、


アキュラホームの宮澤社長と裏で、ちまちまと、

工務店の災害時の相互連携・協定・災害拠点化を


昨年から話をしておりました。。。


漸く、今日、オープンにできるようになりました。


なに?災害協定って?


となるでしょうが、


実は、各工務店が連携するってことは、ほぼ無いんです。

みんな、スタンドアローンで、行動してて、

グループ会社じゃない、独立した会社さんなんです。


で、今回、僕が、裏で、色々と動いてたんですが、


3.11の津波で、会社も自宅も流された僕が、

被災時に、遠くの工務店の社長さんたちに助けられ、

発電機いただいたり、ガソリンいただいたり、

工具いただいたり、食料はじめ、すごく応援してもらいました。


アキュラホームの宮沢社長さんも来て、

仮の工場(旧事務所)の泥だし、整備の手伝いも直接していただいたり、


アキュラホームさんの仮設住宅建設の応援を地元の施工者(被災者)が

対応したり、これ、現地の被災者に働く場所提供って意味もあって、

大事なことなんです。実は、、、


そんな応援をいただいた、全国の工務店の行動をいつか?

形にできたらなぁと思っていました。


被災から10年たち、僕ら、宮城の産業は復興しました。

・・・と思っています。


また、3.11経験者がバックアッパーとして、

動くことも大事だと思って、災害協定を結ぼうと動いてました。


ただ、工務店だけだと何ができる?

と、範囲が狭まる恐れがあったので、

林業家で製材所、プレカット工場をもつ資材屋さん

㈱山大さんの若社長にプレゼンし、何かあったときに、

僕ら工務店が応援するときに力を貸してほしい!と、


快く引き受けていただいて、

工務店が理想を話するだけでなく、

実行できる協定として進めることができました。


なので、僕ら工務店は、住宅産業の担い手として

より安心して、住宅を提供することができる力を

手に入れることができたと思っています。


という事で、約半年かけて、災害時の地域フォロワー

としての工務店を、全国の工務店等が、バックアップする

という協定を、3月9日発表できたこと


本当に、うれしく思っています。




本当は、あの時の経験を語る機会があれば、

涙流さずに、語れるようになったかな?って思います。


3.11泣くしかできない日ですが、

経験を次の世代に、

そして他のエリアでもお互いに、

生きる経験を分かち合っていきたいと思います。



すこし、重くなったかな?


んでは、バイチャ!