2025年令和7年の補助金についてです。。。
なんでしょ簡単に言うと、
令和6年より渋った内容になっています。
GX志向型住宅160万/戸となって、一瞬増えたかのように見えますね!
子育てエコホームの長期優良住宅100万円、ZEHで80万円と比べて、
子育て世帯以外も対象になったからよかったね!、、、とはいきませんでした。。。
まず、子育てエコホームと比べると、、、
長期優良住宅で100万円/戸は、変わらないけど、
条件が付いて、
建て替えで除却をする場合なら、100万円で、
更地に新築だったりすると、80万円となって、、、、
ZEHだったりすると最初から減って、
建て替えで除却をする場合なら、60万円で、
新築なら、40万円と、、、激減しています。
と、めっちゃ渋くなっています。。。
今年滑り込んだ人は良かったね!
先送りの人に比べて、20万も得したね!って、ことで、、、
ちなみに、小さく書いてあるんです。
※8:住宅の新築にあわせ、建替前に居住していた住宅など建築主(その親族を含む)が所有する住宅を除却する場合。
ってことは、中古買ったらいいじゃんとはならい要件になっているんです。
・・・別の見方をすれば、土地の流動化を進めるって、言えば、聞こえはいいかもですが、、、
ハードルは高いわけです。。。
さて、では、2025年令和7年の新築はどうしたらいいの?
160万/戸って、その中身どうなのよ!ってことになりますよね。。。
断熱等級6以上で、
一次エネベースで、
再エネ除いて35%以上削減で、
プラス再エネ含んで、100%以上の削減!
これを実現するには、
仙台なら断熱等級6は、UA値0.46以下!
これに素直に対応するところをセレクションすることになります。
ZEHが0.6ですから、チャラっとはできなくて、難しくない感じで、
補助金を使うなら、ちゃんとした設計が大事になります。
そう、メーカーさんによっては提示している性能値は、基準住宅での話で、
好き勝手にプランを作っていったら、当該の性能出ないですよ!って、
よくある話なので、気を付けないといけないですよね。。。
で、宮城県だと、仙台市、多賀城市、山元町が、5地域になるので、
このエリアは意外と対応できるところ多いかもしれません。。。
でね、その他の宮城県は、ほぼ4地域なので、断熱等級6だとUA値0.34以下と
大分厳しくなってくるので、、、対応できるところが限られてきます。。。
しっかし、なんで仙台市が5地域なのか?もう少し東西で分けた方が
良いと思うんですけどね、、、
毎回、作為的に断熱区分を暖かい地域に振り分けられた気がしてならないですよね。。。
ま、それは置いておいて、、、
皆さんついてきてますか?
ここからがポイントになってきます。
ざっくりというと
断熱等級6で、一次エネが減ってれば取れるんです。。。
って、
”補助金として積極的に出す気が無い”
”コストアップに対する補助を石油業界とかにばらまいているけど、住宅は別!”
ってことなのかな~って、、、
そう、物価上昇と法規制による締め付けで住宅価格は上がり続けてて、
作り手を財産として残していくため、社会インフラのフォロワーとして
住宅施策って大事だと思うんですけど、、、
と、この辺りは、FBで書いてるので、そちらとして、、、
断熱等級6で、一次エネを下げるためには?というと、、、
メインの生活空間LDKをベースに、一次エネの評価がだいぶ動きます。
2階吹き抜けにしてみたい、リビング階段にしたりすると、
1次エネルギーは、増えていきます。。。
逆に言うと、LDKは大きくしないで、吹き抜けは無しで、リビング階段はやめれば、
比較的簡単に1次エネの縮減は可能です。。。
で、これに、PVなどを合わせて100%削減ってことなんで、
何度も言ってますが、4地域なら、7.7kwくらいのPVを
ギリギリなら、5.5kwでも行けるとは思いますが、、、
このあたり、設計しないと最終結論出せないです。
なので、ちゃんと設計できるところに頼まないと、
痛い目にあいます。。。
補助金使うのに、”ちょっと標準設計から外れた分追加が発生します”とか、
わけわからなくなるでしょ、、、160万もらうために、想定以上にアップしたら、、、
で、
仙台なら、せんだい健幸省エネ住宅補助金ってのも考えないといけないし
・・・多分併用できないです。
宮城県なら、スマートエネルギー住宅普及促進事業補助金とか、、、
150万になっちゃうから、GXの方が良いと思いますが、、、
といった感じで、
2025年の家づくり関係の補助金は、渋いなかスタートしました。。。
今後も逐次、補助金についてアップしていきますね。。。
んではバイちゃ!
1級建築士の花坂でした。