2024.11.01
お金の話
家づくり

簡単 住宅ローンの話

代表|花坂雅之

住宅ローンの話を社員さんに説明していた時の忘備録ですが、


住宅ローンって、迷ったら、ここを読み返してみてくださいね。。。



借入額の10~20%は、自己資金用意をして、、、という話が一般的ですが、


いま、住宅購入費用は、3,000万以下で注文住宅+土地を購入するのは

だいぶ厳しいという感じだと思います。

建売だって、エリアによっては、4,000では無理で、5,000をスタートライン

という物件も普通になってきました。。。


で、そんなとき、計算簡単なように5,000万円だとして、

20%の自己資金・・・1,000万円

10%の自己資金・・・500万円、、、と、


例えば、5,000万円の返済だとすると、

なんとなく150,000円/月前後がターゲットになってきます

・・・今のフラットの金利程度を考えると、、、


で、この金額を支払えるとして、この金額をこつこつ積み立てたとして

1000万なら5年と7カ月 

500万なら2年と10ケ月、、、

ためた後に、住宅購入となっていきます。


実際には、この期間の家賃が7万/月としたら、それぞれ、

469万円、238万円の家賃が出ていってしまいます。

・・・外に出ていく金利だと思えばいいですよね。。。


oneを使うと、、




oneの金利が、2.9%くらいのようなので、

返済期間が15年~となっているので、


500万円を金利2.9%で15年(180回)支払ったとすると、、、

34,289円/月 総返済額6,172,041円 金利利息分が1,172,041円となります。


そう、頑張って頭金約3年かけてためた時の家賃の総計の半分以下となります。。。

238万>117万なので、、、


家賃を利息と考えれば、、、と、僕は思っていて、


子供たちが成人した僕が振り返ってみると、、、

もっと早く、子供たちと一緒に住める住まいが欲しかったなぁ~と

思いますし、完済期間が30年ほどと短くなって、、、

住宅ローンは薄く長く支払いましょう、、、余裕ができたら繰り上げ返済してって

いつも言ってますが、自身が実行できなくて反省していたり、、、


すごい、荒い自己資金と金利借入の話になりますが、、、そんな感じです。


ちなみに、500万を同じく35年(420回)で支払うと、、、

18,964円/月  総支払額7,965,113円 返済利息分2,965,113円

となると約238万<296万で、約60万ほど負けてしまいますが、

約3年早く住めて、家族と共有する時間が増えると考えれば、ペイできるコストだと思います。。。


借入することて、家賃と積み立てのマシマシの資金計画を

回避して、住まいを手に入れることができるので、、、


だって、7万+15万だとしたら、22万/月って、

恐ろしい数字で頑張らないといけないくなりますからね。。。



実際に少し真面目に計算してみましょうか?

初期手数料がかかるものの、金利が安い方で、、、

初期手数料タイプ

フラット35の金利も自己資金(10%)ありなしで、

それぞれ


あり1.82%融資率90%以下

なし1.93%融資率90%超100%以下


5000万35年(420回)でちゃんと計算してみると、

10%500万を自己資金としているので、4500万で計算します。

144,945円/月 返済総額60,876,928円 利息分15,876,928円・・・10%分500万を自己資金などで当てたとして

一方こちらは全額借入なので、

163,840円/月 返済総額68,813,151円 利息分18,813,151円

月返済額の差が18,895円/月 総返済額で7,936,223円 利息差が2,936,223円


ここに、500万円の借入返済額を考えると

500万を同じく35年(420回)で支払うと、、、

18,964円/月  総支払額7,965,113円 返済利息分2,965,113円なので、

66円/月 総支払額・返済利息分で28,890円/35年の差になるので、


自己資金にこだわらず、借入の仕方を工夫することが大事になってきます。

 

あと、注文住宅だと工事の段階ごとに支払いが発生するので、

そのつなぎ融資をいかに実行してくれるか?

という話は、別の機会に、、、


もう一方融資手数料が固定で抑えれるけど、金利が少し高い方だと、、、

金利タイプ

あり2.02%融資率90%以下

なし2.13%融資率90%超100%以下


149,530円/月 総支払額62,802,828円 利息分17,802,828円・・・10%分500万を自己資金などで当てたとして

168,986円/月 総支払額70,974,404円 利息分20,974,404円


となり、初期費用抑えたタイプの方が利息分が多くかかるし、

月の返済額も約5,000程も多くなってしまいます。


融資手数料で見て、5000万 融資率90%以上で比較しても

融資手数料が198,000円<>1,100,000 約90万ほど高いけど

利息分の差が2,161,253あるので、

手数料を先に支払うタイプの方が返済総額は安くなりますね。。。




で、まとめとして、、、

自分たちは借りれるのか?実際どうなんだろう?

審査機関はどんな判断をするんだろう?

ってことを知るために、

フラット35を使って、確認することをお勧めしています。


ちなみに、携帯の機種代金もローンの一つなんで、

これの支払い遅れがあったり、、、返済事故の経歴といいます。

自動車などのローンの返済額もプラスして、、返済比率


を総合的に判断して、住宅ローンを組めるか?

という審査をした方が良いですね。。。


自動車ローンの返済終われば、貸せますよ、、、

とか言われますから、住宅購入予定の方は、

建物引き渡し後に購入を検討されてください。。。



そうそう、最後に、




子育て世帯などで、

お子さんの人数や住宅の性能によって、

金利が優遇される措置がありまして、

当初5年間1%優遇6年から10年まで0.5%優遇とか

地銀系の変動金利に近い金利に優遇されてきますので、

この辺りも実際には支払い計画に織り込まないといけないところですね。。。




ということで、


着地点それちゃいましたが、


子育てひと段落してみると、

早めに住まいを購入しておけばよかったなぁ~と思う


1級建築士の花坂でした。



んでは、

バイちゃ!