2025年4月の住宅価格上昇リスクとは?
そうそう、これ皆さん切実な問題になってきてます。
わかってない方多いんですけど、
住宅を購入される方なら、
マストな情報です。
2025年4月以降に着工する物件は、
改正基準法が対象になってきます。
・・・構造計算などに2か月仕様設計確定までに3か月、依頼先決定までに3か月と捉えると、
なんとなく着工時期が微妙になってきますよね。。。
一番大きなポイントが、
4号特例と言われるものがなくなる。。。単純に言葉だけ覚えてください
木造の2階建ての建物でも、現行よりより詳細に設計チェックを受ける
ことになっていきます。
・・・設計者が確認で済んでいたものを、姉歯ショック時のように、
もう一度厳密化するということです。。。審査に3カ月必要とか、、、
で、着工滞留になって、社会問題化しましたよね。。。
それも、最終的には、元に戻ったりして、、、ねぇ、、、
そして今回、構造も地震に対する建物の耐震性の向上義務、、、
※建物の重量が重くなってきたから、建物に要求する耐震性の審査も
厳しくするよって、ことなんですが、、、
・・・ここ僕のところは、基準法の基準値の1.25倍を最低としていますが、
そういう業者さんとバッティングした時は、同程度の性能になりますよ。。。
という対応をすることもあります。。。極稀ですが、、、
近年の地震被害を見ると、一段厳しくなってもやむを得ない状況になってきてると
思いますが、フレームのコストアップと設計対応のコストアップをどうバランス
させていくか?ってのが、難しいですよね。。。
僕のところは多分ベストミックスで行くので、壁量計算と許容応力度計算と
併用していくことになりますが、アキュラホームさんのめちゃくちゃ強い耐力壁を
使うには、許容応力度計算がマストになるんですよね。。。
何事もバランスなんで、、、
で、これまで、お客さんには、べた基礎が最高の基礎というわけじゃないですよ。。。
って、話をしてきましたが、他がべた基礎なんで、べた基礎にしたいですよね?
てなはなしになるんで、、、すが、これからは、構造計算もするし、布基礎を基準に、
条件によってはべた基礎って順位で評価していくことになりそうです。
あと、建物の断熱性能も義務化されるんで、
これの組み合わせを評価受けるか?どうかで、審査日程変わるし、、、
1次エネの評価もしていきますから、
審査機関も日程的には厳しくなっていくはずです。
もともと4号7日以内それ以外35日以内に審査って規定されてますから、
審査をする期間ですからね。。。確認を下す時間じゃないですからね。。。
と、だらだらと書いてきましたが、、、
建物の性能はより一段階高いものになっていきます。。。
お客様にとってメリットです。
一方、設計・建物内容のアップはコスト高
というデメリットとなって、影響していきます。
購入を控える原因にもなります。
入居までの工程が、これまでの審査を受けていない建物
に比べ、2から3か月着工までに期間を要しますし、
より断熱性能の高い等級の設定もあり、
これに対応するグレードを求めれば、工期も費用も伸びていきます。
だって、より良いものがあるとわかったら、どこでバランスさせるか?
判断も難しくなっていきますからね。。。
ということで、
2025年4月以降に着工になりそうな住宅購入を決める時期になってきました。
駆け込み!?も12月の建築確認が限界でしょうし、
少し、慌てたほうが良いタイミングになってきています。
だいぶ長くなりましたが、気になる方は、
相談ください。。。
同業者さんもこのブログ見てらっしゃるみたいなんで、
熟考する時間を与えないで、すぐに契約しないと!って、
あおったりしないでくださいね。。。
建物性能が上がる。
ついでに、物価も上昇局面なんで、
安くだけできるか?って、ポイントも難しくなってきています。
家を求めることに対する価値観が変わっていくのが、
2024年に待ち構えているってことですね。。。
そのあたり少しお話していきたいと思います。
んでぇは、バイちゃ!
1級建築士の花坂でした。。。