職方不足と給与を考えてみた!
昔々、
県職員だった、僕は、ベースの考え方がどうしても公務員的な考えをしてしまいます。
なんせ、平均的な給与水準といわれていますから、、、
でもって、、、
某県行政職員 平均給与月額 平均年齢
358,634円 41.0歳
これを22日割ると、16,300円/日って、なりますが、トリックがあります。
そうそう、これが大事です。
期末手当:生活費として支給する手当という感じ:1.2か月(6月) 1.2か月(12月)の計2.4か月
勤勉手当:普段の仕事の頑張りを評価して支給されるボーナス的存在で
1.0か月(6月) 1.0か月(12月) 合計2か月で、トータル4.4か月分プラスされて、
16.4か月分が、年収ターゲットになります。
そう、このほかに、各種手当が付きますので、実際には、もっと多いわけです。。。
一般企業から見ると、知らないことが多いと思いますが、、、
平均年収35.8万円/月に、期末手当が、生活費で支給といわれるなら、
12か月+2.4か月・・・35.8万円*14.4か月=515.52万円が年収なので、
これを月ベースに戻しますね。。。
515.52/12か月=42.96万円/月となります。
これを多いとみるか?
少ないとみるか?
で、22日/月が勤務日数だとすると、、、
19,527円/日が日当となってきます。。。
マジックでしょ!約3,200円も違います。
でね。。。
職人さんの日当は、ここまでもらえてないと思いますが、、、
こんな風に言われます。
“いくらでも稼いだだけ、手に入るじゃん”って、、、
そんなことはないんです!
労基法もあるし、各種省庁から働き方改革っていわれ、
肩身の狭い思いで施工しますが、、、
これに、休日出勤手当が無いと、ブラックだ!って、
言われるでしょ、、、
そこが、職人さんが減る原因にもなっているわけで、、、
ちゃんと出してあげれば、
負担してあげればいいじゃないですか!?
・・・その分どれくらいアップするか?は下段に、、、
バブルの遺産の年寄り職人がリタイアしていけば、
人手不足になり、施工費は上がるという状況が生まれています。
休日に出勤してもらうなら、
・・・代休やるから普通の値段で働け!言えないですよね。。。
いろいろと犠牲にしているわけで、、、
休日出勤手当を正当に評価したら、、、
19,500円*1.35(割り増し)=26,325円が、
休日施工する際の金額ベースって、なります。
※あくまで平均給与水準といわれる工務給与をベースに解説しております。
そうそう、これに、消費税が加算されますから、28,957円
が、直接支払う人件費になります。。。
ね!
でもって、僕の会社の勤務スタイルは、
完全週休2日にしております。
・・・祝日は、稼働するルールになっています。
これのほかに、こんな感じのお休みになっております。
夏季に3日(有給積極消化で+2日で、5日間)
主に15日センターに前後1日ずつ
冬季に7日、、、実際には、5日まで有給でお休みなので、9日連続が多いかな?
29日に正月飾りや準備すると、9(く)が付くから嫌うでしょ!?
なんで、28日からお休みになっています。
それと、物流が止まるので、ゴールデンウィークは、
令和5年実績は、
29日(土)30日がお休み(予定通り)
5/3~5日まで優先的に有給消化で田植えなど休暇
となっていて、通しで、9日休む職人さんもおります。
・・・外注さんは特に、田植え休暇だ!って、言ってますね。。。
実際には、こういうまとまった機会に、道具の手入れしたり
家族との時間を取得してもらっています。
まぁ、これも、今のところ、営業さんという職種の
方がいらっしゃらないので、、、できる技なんですが、
・・・僕が大変なだけ、、、
営業さんには、土日定休が、火水定休になるのと、
休日が主戦場となるので、ベース給を考慮してたりします。
ということで、久々の長編になってしまって、
ご飯だよ!って、呼ばれたんで、
んでは、バイチャ!
1級建築士の花坂でした。
こんな話興味あるかな?
次は、インボイスについて考えてみるかな?