2023.04.13
家づくり
マニアックな話

HEAT20のG3対応とか断熱等級7について!|1級建築士が解説いたします。

代表|花坂雅之


で、この画像は保管してください!



まじめに、地味に、HEAT20のサイトで検証して、

手元資料にしておいたんですが、


前回のものだと、G3のUA値と断熱等級7の数字で

違いがあるのを赤文字表記してただけなんで、


数字を出してみました。。。



見えるかな?





こっちも保管しといてください


でね、断熱等級は、広い範囲で網をかけてて、

エリア補正という考えは、基本しないんです。



それで、表を見てもらえればわかるんですが、


HEAT20のターゲット数値に、補正を合わせてみると、

住んでるエリアによっては、少し断熱を強化しないと

いけなかったり、余裕が生まれたり、していることが

わかります。


僕のところは、断熱等級より先に、HEAT20の数値が
出ていましたので、このHEAT20の数値をベースに
設計をしていて、なおかつ、設計と実施工で
少し、施工内容を上げて施工しているので、
僕のところで施工実績があるところは、
特に問題なく、クリアしています。


そんな中で、
大衡の観測点が、少し厳しい数値を示しているので、
うちの会社のG3は、UA値0.21をターゲットにさせて
いただいております。。。

実際には、UA値0.3を切ってくると、コストバランス
見ながらの設計をしていくので、大きさや、窓バランス、
階高さ天井高さを含めての提案になってきます。。。

なんだろう、、、設計屋さんな感じ!?


お客様には、生活スタイルの提案もすることになると
思いますので、時間を余計にとっていただきながらに
なってきます。

そうそう、施工時間も余計にかかると思ってください。。。

外断熱・充填断熱それでも足らなければ、追加内断熱ってのも
設計に織り込んでまいります。




ということで、最近やたらと断熱等級7って、いいながら、
HEAT20G3対応とか平気で、言っちゃう方が多いんで、
すこーし性能表記には注意しましょうね!って、


お話でした。



プラン・エレベーション・断熱材の組み合わせ、
無限にありますし、設計の頑張りどころなんですけど、

断熱等級7が普及し始めると思いますが、
ちゃんと、自分に合ってるのか?

価格もさらに高価格帯になりますから、
なっとくして、家づくりを進められるように、
正解の知識を蓄えていきましょうね!





ということで、



最後までありがとうございました。


んでは、

バイチャ!




1級建築士 評価員の花坂でした。