2023.03.14
家づくり
マニアックな話

屋根勾配とコストってことで、、、|1級建築士が説明します。。。

代表|花坂雅之

まぁ、まぁ、大した話じゃないんですけど、


切妻屋根、片流れ屋根になると、


妻壁、ケラバ側の壁・・・なおさらわからないか??

屋根水下から水上に向かって、

左右の屋根下の壁(軒のラインより上)を

妻壁といいますが、

水上の軒ラインより上の部分もですが、


ここに張る外壁材の量を最小限にしたい。。。


コスト見合いになると、、、

外壁材長が3mで、幅が455㎜なんで、1.5勾配が効率よく張れる。


ここで、屋根材が、勾配から、ガルバリウムの縦はぜ一択になるけど、

軒先ながくすると、結構恰好がよくなる。。。


ここに、PV載せるのが、今どきの生活スタイルに合った、

外観と性能が担保できてきます。


・・・僕のところも、見た目と性能、コストのバランスから

   この形を進めています。


ここから、1.5勾配の倍数でコストアップになるので、

1.5・・3.0・・4.5・・6.0という勾配の範囲で

外観とのバランス(好みを)を合わせることになります。


なんで、勾配6.0をマックスにしてるか?

これを超えると屋根足場が必要になるので、

ここまでの中でバランスを見て決めるわけです。。。


そして、知らずに、基準法違反やってしまっているのが、

妻壁なんですが、、、


いまは、外壁材・面材・断熱材+石膏ボードで、防火認定がされています。


昔は、外壁材のみで防火とかって、なってましたが、現行では違反になります。


これと同じ症状があるのが、UBの外壁に面する内壁です。


おんなじ理由で、昔はOK、今はNGってことがいまだにわからない

方もいるんで、無知による違反がいまだにあるポイントだったりします。



ということで、屋根形状一つで、コストにかかわってきます。


ナチュラルに丈夫さとるなら、寄棟!

今どきの基準(創エネ省コスト)なら1.5勾配の片流れ



というのが、選択肢になってきます。



まぁ、実際、注文住宅系は、この辺りを無視して、

6寸勾配までで、自由に屋根材も選べて、、、

ということを積算ベースにしますので、

注文住宅との相違点になりますね。。。


軒の出も注文系だと軒ゼロ~900くらいまで可変させますし、

※瓦は750まで、、、

大きな違いになってきます。


そうそう、PVも、屋根に合わせてメーカー選んでいくのも

注文系ですが、


僕のところの抑えめ系は、リクシルさんの建てとく電気を

ベースに全体整えていくので、対応のPVパネルになります。



ということで、



間2回分くらい、ブログデータなくなってしまいましたが、


こんな感じで、かっこよさとコストをバランスさせていきましょう!





ということで、


んでは、バイチャ!




1級建築士のパズルハウス 花坂でした。